Thursday, March 23, 2017

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Interview: IX-NINE- on “NIRDVANDVA” (JP)
Monday, December 28, 2015 at 11:31pm in Interviews

Interview: IX-NINE- on "NIRDVANDVA" (JP)

 

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-初ライブお疲れさまでした。とてもいい経験になったと思っています。皆のライブの感想はどうでしたか?

小貴: 初ライブでの本番の緊張感と、曲の構成が複雑だったので中々難しかったです。
$ali: 初だったので自分達がまだ掴めてなかったところがあるから、それは今後の課題かなという。
Nøi: 始まる前は緊張してたんですけど、実際ステージ立ってみると、マスクで何も見えないから結局その緊張よりは不便というか。よく分かっていないことがめっちゃ大きかった。人がいたのか全然見えなかった。

-そう、マスクで難しそうだったけど、皆はそう思いますか?

$ali: 今日来てない二人も言ってましたけど、見えないんですよ。だから、何人いるかとかも分からないし、手元しか見えないんですよ。

Vo. IX

Vo. IX

-楽器も見えなかったんですか?

Nøi: 一人ぐらいの足しか見えてなかった。
$ali: そういう感じで…Slipknotとかはすげえなと。

 

-そして、初ライブの直後、新メンバーも加入しましたね。メンバーの紹介していただけますか?

$ali: 今日は加入したメンバーの小貴が来てくれてという感じで…ドラムです。ギターは暁が加入です。

 

-前回のインタビューは「VIDYA」のリリースのちょっと前だったんですね。「VIDYA」のリリースから今までEPを5曲もリリースされましたが, ほぼiTunesで配信されましたね。どうしてCDではなくてiTunesにしたんですか?

$ali: 単純に、配信という形態でやってみたかったのと、ミニアルバムをリリースしたばかりなので、シングルという形ではなく単発でやってみたくて。ライブバンドじゃないので、そういう活動形態に自然になったという感じで、そこが大きいですね。

 

-iTunesを通して海外のファンに対して曲をより届けられたと思いますか?

$ali: そうですね。たぶんCDとかで出していると、当然海外なので海またいじゃうから、どうしても届け辛いというもあったんですね。なのでCDで売って、発送して、聴いてもらうというよりも、向こうの人からしたら聴きやすかったかなと。そこはちょっと実感しています。

 

-国内と海外のファンからの反応はどうですか?例えば、「ロシアに住んでいるファンが多い」とか何かきづくことはありましたか?

$ali: ヨーロッパの方が多かったかな。反響というか、声はいくつかもらった。日本のファンはどちらかというと、いわゆる暗い音楽とか、エモっぽい音楽が(IXの楽曲で)好きな人が結構。リリースした曲によっては気に入ってくれたみたいで嬉しかったです。


-さて、一月にリリースされるアルバム「NIRDVANDVA」の話を伺いたいと思いますが、まずはタイトルの意味を教えてください。

$ali: タイトルを直訳すると「両極からの解放」という意味で、簡単に言うと中庸の精神というか。

-中庸ってどういう意味ですか?

Ba. $ali

Ba. $ali

$ali: 両極端じゃなくて、一番真ん中が、普通がいいですよみたいな意味なんですけど。それでジャケットがあれなんですよ。キリスト教と仏教が合体してるんですけど。ちょっとシニカル(cynical)な感じで、それで両極端じゃない。教訓めいたことを言うつもりはないんですけど、そういう面白さとかユニークさの意味であんな感じのジャケットになったんです。

 

-アルバムに収録されている曲は多いですね。どうしてそんなに多く収録しようと思ったのですか?

$ali: 最初は13, 14曲の予定で制作したんですけど、以前EPをリリースした時に「これも作品化してほしいです」という声をいくつか頂いて、せっかくだからアルバムに収録しようかってなっていたら、どんどん増えちゃって…「ここまで増えたんだったら今やってないお蔵入りしている曲も入れようかな」と思って、気づいたらあの曲数になってました。
で、一枚には収まらないので二枚組という形で。

 

-アルバムの中ではdiscも二つの名前がついていますけど、その名前「Numinöse」と「眩き展望」の意味はなんでしょうか?

$ali:「Numinöse」がドイツ語で人類の普遍的な元型に触れた時に生じる畏敬の念とか、畏怖の念という…調べてもらえたら、興味あるなら…(笑)
早く言うと、神事体験という。
「眩き展望」の方はまた別の話になっちゃうんですけど、夢の中にもいろいろな種類があって、その内の一つの[展望現象]という鮮烈な夢という意味合いです。それを「眩き展望」という感じで。

 

-このアルバムは「VIDYA」と同じようにストーリーは何かありますか?

$ali: 今回は自分の感覚でもう、ベストアルバムじゃないけど、それは特に考えずに…

-初アルバムなのに(笑)

$ali: そう、初アルバムなのでせっかくだからやろうかなと。だからストーリーっていうよりも、ジャケットの通りに東洋と西洋の色で分けた感覚で。「Numinöse」のほうは西洋寄りというか、ストリングスが引き立っている曲とか。
「眩き展望」は和楽器系のサウンドとかがメインだったり。

 

-さっき、アルバムの曲をちょっと聴かせてもらったんですけど、このアルバムは過去のリリースよりもっとポジティブな感じがしましたけど、なんか「壮美なゆらめき」みたいな感じだったと思いますが、それは意図的でしたか?

$ali: 曲調はそんなに意識してなかったんですけど。元々全然違うジャンルで音楽をやったというのもあって。「VIDYA」を好きになってくれた人向けに作った曲とか。あとは今作は昔作ってた曲を敢えてセルフリミックスじゃないけどやり直して、例えば十代の時に作ってた曲を、「今の自分がやったらどうなるかな」という試みでやった曲もいくつか。それでああいった感じになりました。様々な色があるという。

Taisho Koto & Sampler. Nøi

Taisho Koto & Sampler. Nøi

 

-アルバムの中から好きな曲を3つ選んでください。そしてどうして気に入ってるかを教えてください。

$ali: 「眩き展望」の1曲目の「幽玄の誘い」と、「暗礁」と、最後の曲「微睡みの魂」。
1曲目は「VIDYA」に近い感じですけど、作風的に。能楽や雅楽のサウンドにジャズのドラムを入れたり、途中でポストロックっぽくなったりとか、そういった起伏が個人的に上手くできたかなって気に入ってますね。
「暗礁」に関しては、単純にボーカルのレコーディングが上手くいって。ボーカルのIXも言ってたんですけど、何回も聴いちゃう感じ。サビが気持ちいいとか。あと、途中で割とオーケストラっぽい感じの展開もあるんですけど、その辺が今までになかったから、上手くできたかなという感じで気に入ってます。
最後の曲は個人的に最近犬が死んで、その犬に対して向けた曲ですね。それで思い入れがあるから。
小貴: 個人的には「Heat Haze」と「有終の美」と「白蓮」かな… あ、「白蓮」は入ってなかったんですね。(笑)
ま、特にいうとその2曲かな。

-「Heat Haze」を言いましたけど、「Heat Haze」はさきのEPでしたね?参加しましたか?「Heat Haze」のレコーディングの時。

小貴: レコーディングは参加してない。

-ライブでしましたね。

小貴: そう、ライブで。

-どうでしたか?

小貴: 割とこのアルバムの曲の中だとポジティブかな。ギターの最初のイントロだったり、すごいドラマーとして(ドラムを)叩いてて楽しい曲。途中で展開がいきなり変わったりするところとか
$ali: ビートチェンジ、ブレイクダウンとかもしてるので、その辺が多分ドラマー的におもしろいかな?
小貴: 「有終の美」は自分が今まで聴いた音楽の中でもイントロの入りとか、壮大な感じが結構好きで。
$ali: ありがたいですね。笑
小貴: ドラム叩いてて凄く気持ちが込もるというか。特に終盤なんかは叩いてて気持ちが高ぶるというか。そういう意味で好きな曲として。

$ali: Nøiに関しては、1曲だけ参加してて、今回と今まで全部自分でやってたんですけど、お蔵入りした曲でちょっと中途半端になってた曲があって、「餞」という曲で半分手伝ってもらって、後半からばっちり任せるって伝えて一緒にやってみたんですけど、だからそれはNøi的には…
Nøi: それでも俺はロックというよりはハウスとかが好きだから、イメージとは雰囲気が全然違うなっていうのもあって。それでいいのかな?と思ってたんですけど。自分が後半をやったと言っても、それでも結局は割と一緒に話をしてやったところが大きいので、完全に後半自分というわけもないですね。
$ali: 構成しつつ、多少の要望を出しつつ、やっぱりあまり僕が聴かない音楽を聴いてるので、そのへんの発想はやっぱり違ったかな。自分一人だったらこんな形にならなかったと思う。あれはあれで面白いかなって曲になりました。

 

 

-音楽的、そして歌詞についてなんですけど、以前のリリースとは何か違う試みはありましたか?

$ali: 歌詞に関してはあまり基本的には意識して書いてはいないんですけど、曲によっていろいろなアプローチの歌い方して変えているので、そこは聴き所かなという。今までの感じだと、ビジュアル系っぽい歌い方の曲ばかりだったんですけど、今回は露骨にポストロックを意識しているような歌詞のない発声だったり。歌い方が違うというのは多分聴いててあると思うので、そこが前回と比べ大きく違うかなという感じですね。
歌詞に関してはそんなに変わってないですね、スタンスは変わりなく。

 

-アルバムの他の聴き所は何でしょうか?

$ali: そうですね、ボーカルに関しては先述の通りで。ドラム的にあれば?
小貴: ん…
$ali: そうですね、今回参加したのは「祷りの星」と「夢現」「憂き世」…
小貴: そうですね、参加できたのは。
$ali: 「祷りの星」が初のRECで、どうだった?
小貴: ドラマーとしてはかなりハードな…

Gt. Akatsuki

Gt. Akatsuki

-それはちょっとロックなサウンドだと思いますけど

小貴: 元々やってた音楽がロック、ハードロックよりのロック…

-ロックンロールみたいな?

小貴: ロックンロールっていうより、どっちかというとテクニカルな。
$ali: でもフュージョンとか…違うかな?ビッグバンドもやっているんですよ、彼は、ジャズフュージョン畑の人だった。だから叩いてくれる時にどうかなと思ってたんですけど、やっぱりフィルとかが斬新、自分だったらこういう発想にならなかったなと思うんですよ。そこは面白かったなと。

 

-そして今回のアルバムはすごく曲が多いですけど、今後もリリースを考えていますか?

$ali: 今のところは考えてなくて、正直ちょっと燃焼しちゃった感もありますね。僕に関していうとソロというか、一人で作った曲を今回IX -NINE- バージョンとしてやってたりもするので、メンバー加入前の作品という感じですね、今回のアルバムは。だから次のリリースの時は僕だけが作ったんじゃなくて、ちゃんとバンドとして作り上げたものを届けられるかなと考えています。
だからもしかしたら系統が変わったりするかもしれないし、どう転ぶかはわからないんですけど…。

 

-これからライブの予定とかありますか?

$ali: ライブはまだ実現するのかわからないんですけど、今海外でライブしようとしてて…

-どこで?

$ali: ヨーロッパで。なので、もし読んでくれてる方の中でヨーロッパに住んでる方がいらっしゃれば、実現したら是非来て欲しいと思っています。

-日本では?

$ali: 日本ではそうですね…ちょっと考えてなかったんですけど、何かしらの機会があればというか、勿論。例えば地方とかでも観たいけど観れなかったという声も頂いてたんで、東京だけじゃなくてどっかでやれたらいいなとか。大阪とか、名古屋とか。どこかわからないですけど。(笑)

 

Dr. Shouki

Dr. Shouki

-最後に、ファンとS-T.netの読者へのメッセージをお願いします。

小貴: なんだろうね…これから、参加したばかりなので…ま、高校は一緒なんですよ。ずっと、実は。昔から。まさかこういう形で再び音楽をやるとは思わなかった。何年ぶりかという…8年経ったかな?なので、昔のことも思い出しながら…お互いすごい音楽が好きで、高校の頃はやってた。多分その感じを思い出しながらやると思うかな。きっとすごい楽しみながら曲とか作ったりとか。出来るかな?と思っています。

Nøi: 初アルバムは結局は$aliが作った曲がほとんどなので、その中で何曲か自分でリミックスを考えているんですけど。それをEPみたいな感じで出そうかなと考えているんですけど。やっぱりジャンルが全然違うだろうなと思ってるんで、無料にするとか、どういう風にして出すか楽しみです。
$ali: そうですね、多分この人はどういう立ち位置なんだろうという人が多いと思うので、そのへんもちょっと明らかになってくるかなと、そこも期待ですね。
Nøi: たぶんメンバーで一番音楽の趣味が違うので。
$ali: 期待していますね。
Nøi: そうですね。それを聴いてもらえたら嬉しいですね。
$ali: 今回ジャケからして思想が強い作品だと思ってるので、そこはもしかして人によっては引っかかるところもあるかもしれないんですよ。作品として純粋に音を聴いてもらえたら嬉しいかなというのと。あとはさっき言った海外のライブとかを実現していきたいかなと思っているんですよ。そこも楽しみにしてもらえたらなと思っています。次は二期じゃないですけど…3人での1期が終わって、5人編成になってからまたちょっと違うと思うので、楽しみにしてもらえたら嬉しいです。ありがとうございました。

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Comments (1)

  • mataaitai

    インタビューありがとうございます!

    Love these guys! Any chance of the album coming to CDJapan?

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